コンセプト

コンセプト

concept

熊野古道・仏坂の峠にあった仏坂茶屋。
今は茶屋跡が残るのみですが、かつては牛市が開かれ、たくさんの人々が行き交う交易の要所でもありました。
和三郎茶屋は、昔の仏坂茶屋のように、再び仏坂の地に賑わいをもたらしてくれる場所を目指しています。

熊野の自然と暮らしを五感で感じることができる

目の前には田んぼが広がり、鉄道の走る音がこだまする。
谷を抜ける風の音、薪の燃える匂い。
ふっくら炊きあがったお米と地元産食材を使ったお料理。清らかで冷たい太間川の水。

About the building

建物について

仏坂和三郎茶屋は、水車小屋に隣接する古民家を改修し、昔ながらの“へっついさん”を再現しました。築年月は不詳ながら、記録に残るだけでも築80年以上の建物です。改修時には、年月を経る中で幾多の増改築がされていた痕跡が出てきました。台所の天井を剥がすと、真っ黒になった梁や天井裏が露わに。へっついさんがあった時に煙で燻された茅葺屋根の名残りでした。

れんが造りのかまど、稲が描かれた土壁など、昔ながらの素朴な工法の中に職人さんの遊び心があふれた店舗に生まれ変わりました。ぜひこの空間も楽しんでください。

畳のお座敷が2部屋、板張りの床が2部屋あります。各種イベントやワークショップなどの開催・利用も可能ですので、お問い合わせください。

広々とした庭も、マルシェなど各種イベントにご利用いただけます。

Trip event

出張イベント

移動式のかまどを使い、各種イベント等で薪で炊飯、おむすびを販売することが可能です。出店依頼等はお問い合わせください。

About ingredients

食材について

地元すさみ産のかつおや野菜、和歌山県の郷土食材など、季節ごとに旬の食材を使っています。お米は地元産を中心に、美味しい銘柄をその都度仕入れています。

炊飯に使う薪は、紀州材を使用。

農家さん、林家さん、漁師さんなど、地元の生産者さんとのつながりを大切にしています。